ティファールの調理器具の特徴

ティファールはすっかりお馴染みのブランドですが、グループセブという会社の製品となっています。グループセブは、フランスに本社がある世界有数の調理器具、台所用品、家電などのメーカーで、Tefal（ティファール）、LAGOSTINA、MOULINEX、KRUPS、ROWENTA、SEB、SUPOR、ALL-CLAD等の世界ブランドを展開しています。


日本で有名なのはティファールとラゴスティーナということになります。スタートは1857年、アントワーヌ・レスキュール氏がフランスのブルゴーニュ地方でセブ社として創立してからで、既に長い歴史があります。


日本法人は1975年にセブインターナショナルと明和産業の合弁でセブジャパンが設立され、本格的な進出が始まりました。特にその名を広めたのが1999年に登場した「取っ手のとれるティファール」で、これが爆発的なヒットとなり、ティファールブランドは日本でも広く浸透したのです。


その後でも、スチームアイロン、電気ケトルなど立て続けに新しいセグメントの製品の展開が進められ、ここ数年の目覚しい躍進には特に注目すべきものがあると思います。


これらの背景には、優れたマーケティング活動があり、マーケティング主導のニーズに即した戦略が成功しているといえるでしょう。海外製品でありながら、日本の主婦の料理を楽しく簡単に美しくサポートしてくれる製品には、多くのファンがついています。では、その特徴ある製品について事項からお話ししていきます。